【米国株式週間レビュー】X’masラリーの酔いから少し醒めた年明け 2024年1月6日

投資

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


今年最初の米国株式週間レビューです。

概況

年末の最終週(12/26~29)もX’masラリー継続で、9週連続の上昇となった米国株式市場でした。

ところが、年明け最初の週(1/2~1/5)は、2024年における金利低下観測の行き過ぎの是正で金利が上昇し、その影響もあり、マグニフィセント7を中心とした大型テクノロジーが不振となり、連続上昇記録はストップし、2024年最初の週は、酔い醒めの週になりました。


今年最初の週なので、四半期初来(QTD)、年初来(YTD)、週(WTD)、月初来(MTD)全てが同じ数字になっています。(基準が12/29/2023で同じですので当然です)

12月急速にキャッチアップしていた小型株指数のRussell2000、2023年の相場を牽引したNASDAQ、NASDAQ100が利食いに会いやすい相場であったと言えそうです。

23年末に急速に高まっていた金利低下観測が、12月中も行き過ぎという見方がされていましたが、年明けにようやく修正が入ってきた感じです。

ジワジワと上昇していた10年金利ですが、5日の雇用統計を受けて一旦4.1%レベルまで上昇した後、弱かったISM指数などを受けて、若干低下し、4.05%レベルで終了です。

11月末に4.3%台であったところから、12月27日には3.8%を切る水準まで低下し、そして4.05%と短い間での大きな金利の動きが起きていて、債券市場で金利の先行きに関して、まだまだ金利の先行き感がまだまだ不安定であることが見て取れます。

個別の話でも、世界最大の時価総額を誇るアップル(AAPL)の先行きに対する懸念から、アナリストのダウングレードが続き、市場インデックスの大きな足枷になっています。

年初に発表されたFOMCの議事録では、金利はピークを打ったと確認できたが、利下げはあまり早くないのではないか、との解釈がなされ、金利が上昇し始めました。

しかし、雇用統計後のイエレン財務長官の発言等を見ても、予想より強い雇用統計が出ても、11月10月分の下方修正などもあり、雇用の状況がインフレ鎮静化の障害になると懸念しているということはなさそうであり、ソフトランディングの可能性を見ていると解釈できる状況です。

まだ市場では2/3が利下げが3月までに開始されると予想していると解釈できる状況になっています。まだ早期利下げに偏っているので、そうならないケースを考えると金利に関しては少し慎重に考えた方が良さそうです。

概況の最後に一応2023年の各指数のパフォーマンスを掲載します。


マグニフィセント7の活躍もあり、NASDAQ、NASDAQ100が異様なパフォーマンスとなっています。

大型テクノロジーのバリュエーションがストレッチしているかなと。大きくなればなるほど、収益の上昇率を維持するのはきつくなります。

比較的安定して収益を稼いでいるようには見えますが、株価の過度な上昇は期待しない方が良いかなと思っています。(大きな業績ジャンプが見込めるようなビジネス展開があるケースは別です)

セクターの状況


このテーブルも、週、月初来、四半期初来、年初来が全て同じ数字になります。

見事にグロース系セクターが下位に入っています。その中ではコミュニケーションは善戦している感じです。

金利上昇でグロース系もシクリカル系(景気敏感系)も厳しい中では、ディフェンシブ系が相対的に健闘していたことがよく分かります。

また、グロース系セクターでは、大型銘柄の個別要因でセクター全体の足を引っ張っている状況でもあります。

個別銘柄の状況

注目銘柄の状況です。

このテーブルも、週、月初来、四半期初来、年初来が全て同じ数字になります。

ヘルスケア銘柄が健闘しています。ここには掲載されていませんが、ダウ銘柄では
メルク(MRK)が、最近話題のGLP-1薬品の開発ニュースで上昇を継続していますし、バイオのアムジェンの上昇を継続しています。

また、上に掲載されている重機のキャタピラー(CAT)は18週連続上昇のあと、19週連続上昇を目指しましたが、残念ながら、この記録は止まってしまいました。

テクノロジー系の成長株ばかり見ていると、こうした上昇銘柄を見落としてしまいますね。幅広く銘柄を見れると良いかと思います。

今後の動き

市場全体の大きな動きのポイントは、やはり、金利動向になるかと思います。この点については、まだまだいろいろありそうですので、警戒を怠らないようにされると良いと思います。

一方で、早くも来週から12月末までの四半期の業績発表が始まります。12日金曜日には大型の銀行株の決算発表が行われ、しばらく業績をテーマとした個別株の動きが全体に影響を与える相場が展開されるのではないか(されると良いな)と思っています。

今年は、当初の予想では、円高方向への転換もあり、米国株への投資をしつつも、日本株投資も是非見直してください、と昨年後半は言ってきました。

米国の金利低下観測の行き過ぎの是正と、北陸の地震の影響で日銀の金利正常化が遅れるのではないかとの観測から、円安傾向は想定より長く続くかもしれません。

どちらもあり得るかなと思っています。米国株も日本株も両にらみで長期投資していくことをお勧めします。

今後の動き

これまで日本株は個別銘柄数銘柄を沢山持つ形だけでしたが、昨年の途中から日本株のアクティブ運用の投信を積立ています。もう少し増やしても良いかなと思っています。

年初から、災害やそれに関連した不幸な事故なども起きています。冥福をお祈りすると同時に、早期の復興が進むことを祈っております。

後記

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