米国株式オンラインスクール7.投資を始めるにあたってお金との付き合いかた

投資の始め方

これまでの6回で投資を始めるにあたって、やるべきことの概略をお話ししてきました。

一応、投資を始めることが出来るだけの大まかな知識は揃ったとも言えます。

しかし、「最低限必要なことは教えました。では投資してください。」と言われてすぐに出来るものではありません。

これまでお話した内容を踏まえて、投資をする目的を明確にしたり、投資をする習慣をつけたり、より効率的・効果的に投資をする仕組みを作り、必要な知識を付けていくためのお話を今後はしていきたいと思います。

人生におけるお金との付き合い方

お金

「お金が全てではない」「お金で幸せは買えない」ということを言うことがよくあります。

これは否定の出来ない事実です。

しかし、資本主義社会の中で、ほぼ全ての活動にお金が関わってくるのも間違いのない事実です。

そして、お金は無いよりはあった方が良い(自由度が高まる)ということも多くの人が認める事実です。

したがって、お金との付き合い方というのは、より良い人生を生きるためには、とても重要なことです。

しかし、それは学校では教えてくれない。

投資を教える学校はあるが、それはお金の付き合い方のほんの一部でしかないのです。

人間にとって、お金との良い付き合い方の理想的なものは何となく分かってはいるが、実行するのが難しいことでもあるようです。

お金と付き合い方には、3つの側面があります。

  1. 稼ぐこと
  2. 使うこと
  3. 守ること

どれもとても大事なことです。

一つに特化して習熟することで、成果を得ることができます。

しかし、3つをバランスよく習熟すると、とても幸福な人生を送ることが出来ると私は信じています。

稼ぐこと

稼ぐ

これは様々な方法があります。

サラリーマンでも仕事の仕方やキャリアをどう作るかで、非常に高い収入を得ることができます。

ビジネスを起こすこと。これも収入を増やす道の一つです。

副業も収入を増やす一つの道です。

収入を増やす手段・方法は非常にたくさんあります。

自分に合った方法で収入を増やす努力はしていった方が良いです。

資産を作る上で、収入が大きい方が資産を作りやすいのは間違いないです。

使うこと(賢く使うこと)

払う

欲しいものを買わず、したいことをせずにともかくお金を極力使わずに貯める、という方法もありますが、それでは人生を楽しむべき時に楽しめず、とても勿体ない。

ムダ使いをせず、お金を極力有効に使う努力をする。

これが大事です。

若い時にしか出来ない経験は若い時にしなければ、後で後悔します。

沢山の資産を作ったが若い時にしたかったことを年取ってからでは出来ません(表面的には出来ても、その意味は全く異なります)

沢山の経験をすることは、若い時にはとても重要なことです。

時間とお金を有効に使い知識や経験を積んで、人生の幅を広げて欲しいと思います。

お金を持っていても、あまり賢くない使い方をしている人も多いのです。

資産の額が充分でないときに分不相応な贅沢をしてしまうのが、後々厳しい状況になりやすいです。

「不必要なものを買っていると、いつか必要なものまで売らなければならなくなる」(世界一の投資家ウォーレン・バフェットの言葉)

これはとても重要な教訓です。

覚えておきましょう。

賢いお金の使い方というのは、意外に難しいものです。

賢いお金の使い方」というのを常に意識していくと良いかと思います。

それだけで変わります。

お金の守り方

守る

稼いだお金から使ったお金を引いたものが、資産になります。

これをそのまま銀行預金として大事にしまっておくのも一つですが、すぐに使うものではないのであれば、それを有効に活用する(即ち、投資する)ことで、長期的に資産を大きくしていくことができます。

老後には、そこから生まれるキャッシュフロー(資金の流れ)で生活も出来るようになるかもしれません。

すくなくとも、その何らかの補助にはなるでしょう。

保険もここで言う守ることの手段の一つですし、詐欺などに引っかからないようにするのも、お金を守ることです。

投資

投資

米国株式オンラインスクールでお伝えするのは、お金との付き合い方で言えば、「守る」の一部の活動に過ぎません。

しかし、あまり脱線し過ぎない程度に、これまでの自分の経験や他の方の経験などで見聞きしたものをベースに、稼ぎ方や使い方についても適宜触れていこうと思っています。

最初の一歩:投資を始める決断

一歩

このオンラインスクールの第1回目で、投資を始めるにあたって、まず「投資を始めるぞ」という決断が大事、というお話をさせていただいています。

東京生まれであっても、もらったお金は全て使うというメンタリティは捨て(「江戸っ子は宵越しの金は持たない」というセリフがあります)、一部を貯蓄・投資に向けるという決断をする。

なぜその決断をするのかは、人によって事情は異なると思いますが、まず、この決断がないと、すぐに投資を止めてしまいかねません。

投資は、長くやることがともかく大事なことです。

そのためには、確固たる決断が必要になります。

ある程度の資産が出来てくると、貯蓄・投資が面白くなってくるので、止めてしまう心配は減ります。

しかし、その段階に行くまでは、ともかく如何に続けるかが大事になります。

余ったお金で投資ではなく、余ったお金で生活

天引き

貯蓄・投資に充てるお金を、収入から支出を引いて残ったお金でしようとした場合、ほぼ間違いなく、残りません。

これは私自身の経験としても。

他の人の話を聞いても、ほぼ間違いのない事実のようです。

使えるお金は最後まで使ってしまうものです。

なんだかんだ理由を付けて貯蓄・投資は先延ばしされる運命にあります。

これを変える必要があります。

その最善の方法とは、天引き方式です。

すなわち、まず、収入の何%を貯蓄・投資に回すかを先に決めておき、収入が入ったら、まず、貯蓄・投資に回すお金を差し引きます。

そして、残ったお金で生活する。

こうした方法をとることで、貯蓄・投資をしやすくすることができます。

理想は、収入の10%。10%くらいまでなら、生活費に充てる金額が減っても生活レベルを落としたという実感を伴わずに生活できます。
(10%くらいのムダな支出はあるものです。それが最終的に削られていくことになるかと思います)

10%が難しい場合、最初は5%でも3%でも構いません。

徐々に増やして10%を目指していきましょう。それでもやらないよりはやった方が良い。

そして、に確保した貯蓄・投資用資金を確実に貯蓄・投資に回し、かつ簡単に他に転用されない仕組みを作っていくことが大事になります

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました