【投資をはじめよう】4.何に投資すれば良いのか?

選択 投資の始め方

選択

いよいよ何に投資すべきかのお話に入っていきます。

これは、深く入ると際限なく深くなってしまいますので、一旦はかなり大胆に簡潔にお話していこうかと思います。

米国株式投資オンラインスクールということで、ブログ上でスクールを展開しているので、結果としては米国株に投資しましょうということになるのですが、それだけをお勧めする訳ではありません。

ある程度長期で投資し、かつ、資産を大きく増やしたいという希望がある中では、株式市場への投資というのが、通常は中心的になります。

ただ、株式市場というのは、大きく上昇する可能性を秘めていると同時に、大きく下落する可能性をも十分持っています。

分散投資

分散投資

投資をしていて、資金引き出しの必要がほとんどないなら、問題はあまりないのですが、老後資金であれ、何かを購入する(住宅や自動車など)ためのものであれ、いずれ資金を引き出すタイミングがあります。

資金を引き出すタイミングで資産が大きく増加していれば良いのですが、ちょうど大きく下落している最中に資金を引き出さなければならず、資金引き出し後に大きく上昇したりすると、機会損失(上昇を取り損なうこと)も大きいです。

そうしたリスクを小さくするために、分散投資が必要になります(下落の幅を小さくする)。

分散投資については、このブログでも何度か書いていますので、それらを読んでいただけるとその重要さを理解していただけると思います。

株・債券、国内外の四分割投資

分割投資

分散投資の基本形としては、株式と債券の両方を持つということになります。そして、日本国内の資産だけではなく、海外の資産も持った方が良いということでもあります。

ということで、極めてシンプルに4分割法を起点に考えていきます。

株と債券を半々、そして国内と海外を半々というかなり荒っぽいですがシンプルな分け方で考えます。

日本の年金資金運用を支える年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、世界一大きな投資のファンドですが、このGPIFの分散投資の基本はこの四分割です。

超長期の運用では、それなりに意味のあるものと信じて良いです。

日本の株・海外の株・日本の債券・海外の債券をそれぞれ1/4ずつ投資するというものです。

最初は株から

株式

資金を引き出す可能性が高くなる時期に大きく下落することを出来るだけ避けるというのが資産形成では重要なので、投資期間の後半では、徐々に安全性の高いものを増やしていくようにすることが必要になります。

逆に言えば、投資の初期にはリスクは高めでも大きな問題はないということでもあります。

(投資の初期に大きく下落すると、経済的なインパクトは小さいですが、心が折れてしまい、投資を止めたくなるリスクがあるので、ほどほどに)

まずは、株式の投資からスタートするのが良いと思っています。

インデックス投信

インデックス

個別株でどうしても買いたいというような株があれば別ですが、そうでなければ、インデックス投資がお勧めになります。

インデックスというのは、日本で言えば、日経平均とか東証株価平均とか呼ばれているものや、アメリカではNYダウとかS&P500などのことです。

こうしたインデックス投信というのは、このインデックスとほぼ同じ動きをする投資信託などのことです。

日本株では、東証株価指数と日経平均と二つのインデックスが代表的です。

個人的には東証株価指数のインデックス投信の方が良いと思っていますが一般的には日経平均の方が使われていることが多いようです。

先ほどの議論にあったように、最初はリスクの最も高いものから投資するのが良いかと思っています。

これは長期的には最も高いリターンが期待できるものでもあるからです。

海外株式から投資スタート

海外

細かい議論は抜きにして、結論を言うとこれは海外株式になります。

したがって、まず海外株式から投資し始めるのが良いと思います。

海外の株に関しては、通常は海外株式のインデックス投信ということになるのですが、これにも、先進国株式とか、新興国を含むものなど、選択肢はたくさんあります。

おそらく、初心者の方には選びきれないかと思います。

ここで、私のお勧めは、ご想像もつくかと思いますが、海外の株式は、米国株S&P500のインデックス投信です。

S&P500のインデックス投信を、口座を開いた証券会社の取扱い投資信託の中から選んでいただければ良いかと思います。

これで、何に投資するかも決まりましたので、投資を開始できるところまで来ました。

具体的な手順などは、口座を開設した証券会社のサイトに説明があるはずですが、もしよく分からないという方はお手伝いすることも可能です。

ご連絡をお待ちしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました