【米国株投資 用語解説】プット・コール・レシオ

プット・コール・レシオ 米国株投資 用語解説

プット・コール・レシオ

プット・オプションは、ある銘柄(インデックスのオプションもあります)を一定の価格で売る権利で、この売る権利が売買されています。

例えば、ある銘柄保有し、それが今$100で取引されているとします。

3カ月後に$95で売る権利を買ったとします。

この株が、$80に下落したとしても、$95で売却でき、損失を小さくできます。

一方で、$110に上昇した場合は、この権利を行使することなく、このオプションの代金が損失となって終了します。

コール・オプションは逆に買う権利です。

今、$100で取引されている株について、3カ月後に$105で買うコール・オプションを買ったとします。

株価が$120になっていたとしても、$105で買うことが出来るので、その権利を行使してすぐに売却すれば簡単に儲けが出ます。

逆に$95に下がっていたら、権利の行使をするのはムダなので、オプションの最近が損失となって終了します。

オプションをきちんと理解しようとすると非常に難しい(数学の世界に入ります)ので、売る権利(プット)、買う権利(コール)というのを知っておいていただければ十分です。

プット・コール・レシオというのは、プット・オプションの取引量をコール・オプションの取引量で割ったものです。(売る権利の取引量)÷(買う権利の取引量)ということです。

これが1を超えているということは、売る権利の取引量>買う権利の取引量、ということですから、下落を予想している(心配している)人が多いということでもあります。

したがって、この数値の動きも市場参加者が市場に関して強気(上昇を予想)なのか、弱気(下落を予想)なのかを推測する手がかりにはなります。

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