世界一の投資家であり、全米で1、2を争う大富豪であるウォーレン・バフェットに関する書籍の紹介します。
ウォーレン・バフェットの人生哲学やビジネスや投資に関する考え方、半生について知ることができます。
投機ではなく、本当の意味での投資家を目指す人に、ぜひおすすめしたい書籍です。
「株で富を築く バフェットの法則」ロバート・G・ハグストローム著
- 出版社 : ダイヤモンド社
- 著 者:ロバート・G・ハグストローム(Robert G. Hagstrom)
この本が初めてウォーレン・バフェットの投資法をまとめた本として1994年に出ました。
非常に良くまとまっています。現在発行されているものは第3版くらいかと思います。
当時、NY駐在中で、発売と同時に買いむさぼり読みましたが、どこの本屋でも売り切れで手に入りにくい状態だったのを覚えています。
同じ著者の「バフェットのポートフォリオ」も併せて読むと理解が深まるかと思います。
ウォーレン・バフェット自身は書いていないものの、公認している書物は2冊ほどあります。
どちらも同じ著者のものです。
「バフェットからの手紙」ローレンス・A・カニンガム著
- 出版社 : パンローリング株式会社
- 著 者:ローレンス・A・カニンガム
ウォーレン・バフェットは、毎年バークシャー・ハサウェーの年次報告書の発行に合わせて、投資家向けに手紙を書いています。(”Letter to Berkshire Shareholders”)
非常に深い見識に基づいた示唆に富むもので、内容としてもとても面白い。
これをテーマごとに編集し直したものです。
すなわち、ウォーレン・バフェットが自分自身で書いたものを編集し直したものです。
実質ウォーレン・バフェットが書いた唯一の本と言って良いかと思います。
「バフェット 帝国の掟」ローレンス・A・カニンガム著
- 出版社 : ダイヤモンド社
- 著 者:ローレンス・A・カニンガム
原題”Margin of Trust The Berkshire Business Model” (信用マージン バークシャーのビジネスモデル)です。
バークシャー・ハサウェーのビジネスモデル、ウォーレン・バフェットの経営に焦点を当てたものです。
これも、他にはあまり見られない視点のものですが、経営者ウォーレン・バフェットを知ることは、バフェットの投資を知る上で重要です。
「バフェットの投資戦略と企業経営」ロバート・P・マイルズ著
- 出版社 : 東洋経済新報社
- 著 者:ロバート・P.マイルズ
ウォーレン・バフェットの投資と経営の両面からバークシャー・ハサウェーの全貌、すなわちバフェットの全体像を浮かび上がらせようとしたものです。
「バフェットとマンガーによる株主総会実況中継」ダニエル・ペコー/コーリー・レン共著
- 出版社 : パンローリング株式会社
- 著 者:ダニエル・ペコー, コーリー・レン
年次株主総会(毎年4月末から5月初に開催)で、ウォーレン・バフェットとチャーリー・マンガー(バークシャーの副会長であり、バフェットの長年の相棒)が株主からの質問に答えていきます。
この株主総会での質疑応答におけるトピックスのハイライトをまとめたものです。
1986年の株主総会から2017年までの32回分です。
直接ウォーレン・バフェットとチャーリー・マンガーが書いたものではありませんが、彼らが言った言葉のまとめなので、生のウォーレン・バフェットの言葉と考えて良い。
「完全読解 伝説の投資家バフェットの教え」キャロル・ルーミス著
- 出版社 : 朝日新聞出版
- 著 者:キャロル・ルーミス
ビジネス雑誌ふ「フォーチュン」の記者として長期にわたりウォーレン・バフェットを担当してきた著者が、過去の40以上の長編の記事(インタビューも含む)を、テーマごとに再編集して、ウォーレン・バフェットの人となり、考え方などを浮き彫りにしています。
人間としてのウォーレン・バフェットのあり方も良くわかり、とても参考になります。
「スノーボール」(上・中・下)アリス・シュローダー著
- 出版社 : 日経BP
- 著 者:アリス・シュローダー
ウォーレン・バフェットの伝記です。
ウォーレン・バフェットも公認しているとのことのようです。
投資家であり、経営者である、人間ウォーレン・バフェットの全貌を理解する上では、是非読んで欲しいものです。
彼がここまで大金持ちになったのは、11歳で投資を始めて、92歳になる今でも投資をし続けており、長期にわたって好成績を残したことにあります。
「ビジネスは人なり 投資は価値なり」ロジャー・ローウェンスタイン著
- 出版社 :
- 著 者:ロジャー・ローウェンスタイン
このウォーレン・バフェットの自伝は公認ではないようですが、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者である著者がビジネスと投資の観点からまとめたものです。
「スノーボール」が長くて読むのが大変ということであれば、こちらでも良いかと思います。
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